オパールエッセンスBOOST
オパールエッセンスBOOSTとは
オパールエッセンス BOOSTは、歯科医院にて歯科医師の指導の下でのみ使用を許可されているホワイトニング剤です。
特徴は、ウルトラデント社特許の圧縮配合シリンジ(薬剤を注射器内で調合するタイプ)によって、使用前に過酸化水素と活性剤を混合するため、ホワイトニング剤を常に新鮮な状態に保つようになっています。
ホワイトニング薬剤は新鮮さが非常に重要です。
以前まで主流であったシングルシリンジタイプ(薬剤が1つずつ注射器に入ったタイプ)では、温度差に弱く特に夏の高温に薬液が分離して、効果が落ちることがありました。
このオパールエッセンス BOOSTは、そのような欠点を改善することによって、最大のホワイトニング効果が期待できます。
特殊な配合により、薬剤がしみるのを抑えるだけでなく、エナメル質の強化する効果があります。
ホワイトニングの流れ
1.カウンセリングとホワイトニングについての説明
簡単なカウンセリングおよびホワイトニングについての説明を行います。
2.お口の検診
診療用チェアーに座っていただきお口の状態を確認します。
虫歯など先に治療が必要な歯がないか検診します。
3.歯の色を測定
現在の歯の色を測定します。口腔内カメラでホワイトニング前の状態を撮影します。
4.お口のクリーニング
着色や汚れの付着の状態を確認し、必要に応じて初めにお口のクリーニングを行います。
PMTCという歯面研磨やスケーリングという歯石の除去が必要になる場合もあります。
5.お口の固定
薬剤が唇やほっぺたなどにつかないように、開口器とを使いお口をあけたままで固定します。
ブロックを咬んでもらい、歯面を水洗乾燥します。
6.歯ぐきのガード
薬剤が歯ぐきにつくと、痛みを感じることがあります。そこで、青色の樹脂で歯と歯ぐきの際を覆っていきます。
7.ホワイトニングジェルを塗布
唇と歯ぐきが保護されているのを確認して、歯の表面にホワイトニングジェルを塗布します。
8.再度ホワイトニングジェルを塗布
一度薬剤を吸い取って、再度薬剤を塗布します。
9.水洗、乾燥
お口の中を水洗、乾燥させます。
10.歯の色の測定
歯の白さの確認をしていただきます。
しみにくさに配慮したホワイトニング
知覚過敏抑制材ウルトライーズ
ホワイトニングをされる患者さんの中には、まれに処置後に知覚過敏を発症することがあります。
そのため、当院にてホームホワイトニングおよびオフィスホワイトニングを施術される患者さまには知覚過敏用ジェル(ウルトライーズ)をお付けしております。
ホワイトニングの前に使用することで知覚過敏を軽減することができます。
クリニカルデータ
パワーホワイトニング
35%の過酸化水素を使用しているオパールエッセンスBOOSTは、短時間で結果を期待できるパワーホワイトニングです。患者様が歯科医院でのみ受けられるパワーホワイトニングシステムとして世界でも親しまれています。
20%の水分量
従来のホワイトニング材は使用することで、歯を脱水させてしまうため知覚過敏の症状が出る原因となっているといわれていました。オパールエッセンスBOOSTは水分量を20%以上含んでいるため、歯の脱水を防ぎ、知覚過敏症状を出にくいと言われています。
グルテンフリー
オパールエッセンスはすべてグルテンフリー製品です。
pHバランスのとれた製品
口腔内に長時間入れていることになるホワイトニング材は、ホワイトニング材は口腔内のpHレベルが低くなり(5.5 ー 6.5)細菌の繁殖環境に最適なものとなってしまうことを避けるためpHレベルを口腔内のpHレベルに近いものにしておくことも重要です。オパールエッセンス製品はpHが中性~弱アルカリ性に保たれているため、口腔内環境にたいしても安心してご使用いただけます。
歯科医院でのみ取り扱いできる素材
オパールエッセンスホワイトニング材は歯科材料代理店より直接歯科医院へお届けされる製品です。一般の方は購入できません。
品質
オパールエッセンスは、米国ユタ州にあります、ウルトラデント米国本社ですべて製造されている製品です。ISO 9001/13485を取得している工場で品質管理から製造すべてを行っております。